会社情報

社長ご挨拶

 AI(人口知能)の発達が進み、囲碁の世界でもコンピューターが人間に勝つ時代となってきました。キーワードさえ与えれば小説まで書いてしまうほどの技術まで登場しています。
 いずれ筆記具や紙が要らない時代がやってくるかもしれないと言われることもあります。
 その反面、文字を書く、手紙を書く、絵を描くなどの行為によって脳が活性化され、認知症、アルツハイマー病の予防効果があるということを指摘する人もいます。様々な考え方をする人がいる以上、世の中がどんなに便利になったとしても古代から延々と続いてきた「書くという文化」はそう簡単になくなるものではないと思っています。
 時代は変わり、求められる筆記具も変わっていくものと思いますが、私たちは常に「書くという文化」を後世に伝えるべく、努力を重ね、新たな目標にチャレンジしていく姿勢を貫きたいと考えています。

代表取締役社長 荒木敏男

パイロットグループの経営理念

 大正7年(1918年)、パイロットコーポレーションの前身となる並木製作所が和田正雄と並木良輔の二人の創業者によって創立されました。その後、事業を継続するにあたり二人の理念を経営の指針とし、「三者鼎立」、「憂喜和精神」、「難関突破」、「一日一進」、「至誠真剣」の5つの行動基準を社是として掲げました。

 わが国が欧米先進国を目標にして近代化を急ピッチで進めていた創立当時、ともに商船学校に学び、船乗りとして若くして海外に大きな可能性を見出していた二人の創業者にとって、事業とは単なる営利追及の手段ではなく、日本人として、世界に通用する質の高い商品をつくり、その実力を世界に示すことでありました。同時に、企業を起こし、輸出に励み、そのことを通じて国家・社会に貢献する事でもありました。これは今日でいう「企業の社会的責任」に通ずるものであり、その志は現在も当社グループの社是である五つの行動基準を通して、社員一人一人に受け継がれています。

  • 三者鼎立 (さんしゃていりつ)

     鼎(かなえ)には3本の足があり、そのうちどれかひとつが長く、あるいはどれかひとつが短くても安定が悪く使い物になりません。これは事業についても同じであり、使う者、売る者、つくる者、三者のいずれかが得をし、あるいはいずれかが損をしても商売は成り立ちません。 商品をつくる者はそれを売りひろめる人々の苦労を思いやり、また使う人々の不利不便に思いめぐらし、その上ではじめて自分の利益を考えなければならない、また売る者はつくる人々の考案の苦心、製作の努力をよく理解してその上で自分の利益を考えなければならないという、商売の基本的な心得を表しています。

  • 憂喜和精神 (うきわせいしん)

     憂喜和精神とは「憂いをともにし、喜びを分かちあう」精神であり、当社の商標である不沈の「浮輪」にも通じる言葉です。これは社内にあってはひとつの目標に向かって苦楽を共にする従業員同志の固い結束であり、社外にあっては当社と販売店が互いの経営の発展のために一心同体となって努力していこうという心構えです。

  • 難関突破 (なんかんとっぱ)

     明治38年9月、創業者の一人、若き日の並木良輔は機関士として乗り込んだ船が玄界灘で海難史上稀にみる大暴風雨にあい、まる2日2晩の死闘のすえ、乗組員全員が奇跡的に九死に一生を得ました。並木は後年、そのときのことを次のように述べています。「要するに之は、常に訓練周到、最悪時に備うる事を寸時も忘れなかった船長の号令下、全員悉くが生命を忘れて黙々その職場を死守し、超人的死闘の限りをつくしたこの二つの尊い海洋精神が、遂によく希有の難航を突破したのである」

     自らも船長の経験を持つもう一人の創業者、和田正雄は、この並木の若き日の遭難談を東京美術学校の白川一郎画伯に依頼して絵画とし、難関に直面した際の精神を会社という同じ船に乗る者である全社員に周知しました。以来、幾度となく訪れた経営上の試練のたびに、全社員がこの難関突破の精神を発揮し強くたくましく成長を続けて参りました。

    ※画像は後年製作されたレプリカです。
  • 一日一進 (いちにちいっしん)

     一歩一歩たとえ歩みは遅くとも、日々前進すれば必ずや業界の第一人者となり、水先案内人となる。それを肝に銘じ日々努力せよ、と自らを叱咤激励する意味がこめられた言葉です。創業当時、並木製作所としての国産金ペンの第一号の製品はこれにちなみ水先案内人を意味する「パイロット」と名付けられました。後にこの名称が社名となり現在に至ります。奢ることや遅滞することを戒め、常にたゆまぬ努力怠らないことが事業伸長の要諦であることを示す言葉です。

  • 至誠真剣 (しせいしんけん)

     誠を尽くして真剣に取組めば、世の中のことはどんなことでも不可能なことはありません。逆に言えばこのことは、どんなに妙案、良策であってもまごころと真剣さが欠けては成就しないということでもあります。至誠をもって真剣に取り組むというこの言葉は、研究開発や生産において、また販売に際しても、常にまず顧客の身になって取組むという当社の一貫した顧客主義の姿勢として受け継がれています。

会社概要

商号

パイロットインキ株式会社(THE PILOT INK COMPANY, LIMITED)

代表者

代表取締役社長 荒木 敏男

創業

1948年4月

設立

1950年4月

事業内容

文具の製造販売

資本金

2億2,000万円

本社所在地

〒466-8588 愛知県名古屋市昭和区緑町3-17

電話番号

052-733-1561 (代表)

従業員

479名(2020年4月1日現在)

事業所

  • 本社・御器所工場

    〒466-8588
    愛知県名古屋市昭和区緑町3-17

    TEL

    052-733-1561

    アクセス

    地下鉄御器所(ごきそ)駅から徒歩3分

  • 伏見オフィス

    〒460-0003
    愛知県名古屋市中区錦1-8-8
    いちご錦ファーストビル4F・6F

    TEL

    052-732-4918

    アクセス

    地下鉄伏見(ふしみ)駅から徒歩5分

  • 東郷工場

    ISO14001取得
    〒470-0165
    愛知県愛知郡東郷町清水3-8-1

    TEL

    0561-39-1181

    アクセス

    地下鉄平針(ひらばり)駅から自動車で15分

  • 津工場

    ISO14001取得
    〒514-0084
    三重県津市片田町壱町田850-3

    TEL

    059-237-3755

    アクセス

    近鉄久居(ひさい)駅から自動車で10分

沿革

1948年

パイロット萬年筆(現(株)パイロットコーポレーション)名古屋工場が開設

1950年

パイロットインキ(株)設立。

1964年

水性マーキングペン(サインペンの元祖)の生産を開始。
愛知県東郷町に「東郷工場」操業開始。

1966年

『ホワイトボードマーカー』の生産を開始。

1970年

『ファインライナー』(プチ細字)の生産を開始。

1975年

熱変色性材料(メタモカラー)に関する特許を取得。

1984年

水性ボールペン『ハイテックポイントV5/V7』の生産を開始。

1989年

津市片田工業団地内に工業用地を取得、「津工場」操業開始。

1990年

直液式で最後までなめらか『Vコーン』の生産を開始。

1994年

激細ボールペン『ハイテックC』を上市。

2005年

選べる2色『ハイテックCコレト』を上市。

2006年

温度変化で筆跡が消せる新発想の筆記具『フリクションボール』上市。

2008年

フリクションシリーズの蛍光ペン『フリクションライト』上市。

2009年

フリクションシリーズの極細ボールペン『フリクションポイント04』上市。

2010年

フリクションシリーズのノック式ボールペン『フリクションボールノック05/07』、フリクションシリーズのカラーペン『フリクションカラーズ』上市。

2013年

美文字が書けるカラー筆ペン『筆まかせ』上市。

2014年

フリクションシリーズ世界販売累計本数10億本突破。

2016年

津工場拡張工事実施。
なめらかな書き味を実現するシナジーチップ搭載のカラフル激細ゲルインキボールペン『ジュースアップ』上市。
楽しく使えるカラフルマーカー『ジュースペイント』上市。

2017年

低価格で高性能な油性マーカー『パーマネントマーカー100』、『パーマネントマーカー400』を上市。

2019年

筆跡が1秒で乾く「速乾インキ」を搭載。筆ペン「瞬筆」を上市。
シナジーチップ搭載の超極細ノック式のフリクション『フリクションポイントノック04』を上市。

2020年

新社屋完成(御器所本社)。

女性の活躍推進に向けた行動計画

女性が活躍できる雇用環境の整備を行うため、次のように行動計画を策定します。

  1. 1. 計画期間

    2016年4月1日〜2021年3月31日

  2. 2. 当社の課題

    女性が同じ職務にとどまり、昇進、昇格が進んでおらず、女性管理職が少ないのが現状です。

    • 一般職での募集・採用が多く、総合職に比べ昇進・昇格の基準に達するまでの期間が長くなっています。
    • 総合職女性の割合が男性と比較して低く、女性の管理職候補が少ない状況です。
    • 同世代の男性社員に比べ、女性社員の育成が遅れがちになっています。
  3. 3. 定量的目標

    女性管理職の輩出に向けて、女性社員全体における総合職の割合を75%以上にします。

  4. 4. 取組内容

    一般職から総合職への移行を促進します。

    • 2016年4月~ 職分変更(一般職 ⇒ 総合職)基準の見直し検討を開始します。
    • 2019年4月~ 職分変更(一般職 ⇒ 総合職)基準の見直しを実施します。(2019年1月実施)
    • 2021年3月~ 一般職キャリアアップに向けた研修制度を創設します。

    女性の総合職での募集・採用を拡充します。

    • 2016年4月~ 女性総合職の少ない部門での採用を進めます。

女性の活躍に関する情報

採用した労働者に占める女性労働者の割合(2019年度採用)

  • 正社員:45%
  • 副社員:90%

女性管理職の輩出に向けて(2019年7月1日)

  • 当社初となる女性管理職3名を登用しました。