パイロットインキの特長

SUCCESSION OF TECHNOLOGY
AND CHALLENGE TO NEW TECHNOLOGY

「技術を継承し、
新技術にチャレンジする、ものづくり」
創業時からの精神を受け継ぎ、
世界中の人々の「書く」を支え続ける。

  • ROOTS

    当社は、1948年、㈱パイロットコーポレーション(当時パイロット萬年筆㈱)の万年筆インキを製造する名古屋工場としてスタートしました。その後、1950年にパイロットインキ㈱として分社化され、現在は筆記具の開発、製造をメインに行っています。
    当社は創業当時から独自技術を磨き、新しい製品を生み出す社風がありました。1960年代、万年筆インキの需要が減る中、新しくサインペンの開発に乗り出した際も、当初は一般的な繊維のペン先のサインペンを製造していましたが、「使う人にとって、もっと快適なもの、もっと便利なものは何か」を考え、世の中になかったプラスチックのペン先のサインペン「ファインライナー」の開発に至りました。当時は日本の輸出規定に当てはまらなかったのですが、後に規定が変更されたことで世界の国々に受け入れられ、今でも現役で販売されています。

  • MANUFACTURING

    私たちが一番大切にしているのは、お客様にご満足いただけるものづくりをすること。そのために、基礎技術の研究に力を入れています。熱でインキが消える「フリクション」シリーズや、ジュースアップなどに使用している従来のペン先とは全く異なる構造の「シナジーチップ」など、世界初やオンリーワンの技術が次々生まれています。また、インキの開発や製品の外装設計に加え、生産設備も自社にて設計・製作を行うことで、開発から量産までのリードタイムの短縮や、安定した品質を確保できる体制を確立しています。

  • GLOBAL

    パイロットブランド製品は国内より海外の売上比率が高く、常に世界レベルでのニーズの把握・分析を行っています。昨今は地球温暖化やマイクロプラスチック問題など、環境への配慮は企業として無視できないキーワードとなっています。グローバル市場でビジネスを行う当社では、クオリティを担保しながら、環境に優しい製品の材質や包装材の検討を進めています。世の中に新しい価値を提供し続けてきた当社だからこそできる、品質と環境の両面からの社会貢献もまた、今後重視していくテーマです。