「直す」だけじゃなく、分解しながら「学ぶ」。
知識と技術の幅を広げていけるのが
保全の仕事の醍醐味です。

生産技術職

井口 幹大

技術部・第2保全グループ

工業高校 機械科 卒業
2019年入社

Q:どんな仕事をしていますか?
ボールペンなどの筆記具を組み立てる設備のメンテナンスを担当しています。定期点検や故障を防ぐ予防保全のほか、機械の調子が悪い時の修理を行います。
Q:仕事の面白さはどこにありますか?
津工場には約200台の組立設備があります。一見同じ設備でも、中身を見てみると動かし方が違うことも。もともと、モノを分解して中身を知ることが好きで機械系の学校に進んだこともあり、「なぜこういう構造なんだろう」「こういう動かし方もあるんだな」と、新しいことを吸収できるのが楽しいです。
Q:一番印象に残っている仕事は何ですか?
筆記具には、インクが入った「軸」があります。あるとき起こった「首に軸を圧入する時に軸が割れてしまう」という全社的に大きな問題の解決に貢献できたことです。
Q:どのように貢献したのですか?
原因がなかなか判明しなかったのですが、軸成形時に生じる細い線に思い至りました。これが原因ではないかと仮説を立て、上司や先輩たちと試行錯誤しながら圧入方法を改善しました。
Q:仕事をする上で心掛けていることはありますか?
機械的な不具合は目で確認できる場合が多いのですが、電気的な不具合など、見えないものも多いです。異臭や異音が無いかなど、五感を使って原因を探るようにしています。
Q:職場の雰囲気はどうですか?
上司も先輩も優しく、アットホームです。作業をしている工場の人たちにも「機械の調子はどうですか?」「どこか具合の悪い箇所はありませんか?」と積極的に声掛けするようにしているのですが、皆さん気さくで、居心地がいいです。
Q:お休みの日は何をしていますか?
友だちと草野球チームを組んで週1回、練習や試合をしています。最近は、社内の若手に声をかけて紅白試合をやろうと話も。いろいろな部署の人が集まってきますので、違う部署の人ともコミュニケーションが広がっていくと期待しています。
Q:将来の目標は?
津工場のすべての機械の、どんなことにも対応できるようになることです。実際にそういう先輩がいることもありますし、保全の専門家としてそうあるべきだ、と自分自身が考えています。実際に働きながら専門的な知識や技術を伸ばせていて、例えば、学校の専攻は制御でしたが、入社後に電気の勉強をし、いまは電気担当を任せてもらえるようになりました。

募集要項

現在募集中の職種はこちらからご確認いただけます。

詳しく見る