文房具は化学でできている。
新しいことを求めて、実験の毎日。

インキ開発職

Nao Kaita

海田 菜緒

第2開発部

工学部 材料化学科 卒業
2017年入社

Q:大学ではどんなことを学んでいましたか?
有機化学、無機化学、物理化学を中心に、材料科学について幅広く学びました。卒業研究では、粒子関係の研究をしていました。
Q:就職活動はどんな軸で行っていましたか?
地元である東海エリアでの勤務を軸とし、化学系メーカーを中心に情報収集していました。
Q:当社を志望したキッカケは?
身近な文房具にも化学技術が使われていることを知り、もともと文房具が好きだったこともあり興味を持ちました。調べると文具だけでなく玩具やOEM製品など、幅広い事業展開がなされている点にも魅力を感じました。
Q:現在の仕事は?
色変わり技術を利用した文具や玩具、OEM製品、さらに基礎研究と、幅広い開発を行っています。その他にも、既存製品の性能を向上させることを目標とした検討や原材料の代替検討などを行っています。
Q:最初に任された仕事は?
入社後研修の後配属されてすぐ、実践的な業務を任されました。製品の品質を保つため、使用する原材料についての性能検査を行っています。実は、代表作である「フリクション」の原料の性能検査は、入社1年目の社員が担当するという伝統がありました。この検査の過程により、基本的な技術を一通り学びました。
Q:その時感じたことは?
「いきなりで大丈夫かな…?」という戸惑いもありましたが、自分で作ったサンプルの色が実際に変化する様子を見られたことはとても新鮮で面白く感じました。それに、検査の過程では当社のコア技術に触れることができるので、かなり勉強になりました。
Q:難しいと感じることは?
様々な検討を進める中で、自分の思うような結果にならないことがたくさんあります。たとえば、限られた色材の中でインキの微妙な色合いを表現するのが難しいです。狙いの色を生み出すために何度も試作を繰り返すことも。入社前は「色は混ぜれば簡単に作れる」というイメージもあったので、色を作るのにこんなにも時間がかかるのかと驚きました。
Q:会社に入って感じることは?
当社には長年蓄積された独自技術がたくさんあり、覚えることは多いです。大変さも感じますが、先輩たちが積み上げてきた成果があるからこそ、新しいことに挑戦できると感じます。
Q:今後取り組みたいことは?
製品ありきの仕事だけでなく、基礎研究や新技術の開発もまた私たちのミッション。新しいことを世の中に発信する日を目指して頑張っていきます。

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